郷に入っては郷に従えの意味と英訳を今のグローバル時代に合わせて考え直してみました。
郷に入っては郷に従え
日本には〜郷に入っては郷に従え〜という諺があります。
この感覚は世界共通で、相手のフィールド(国・地域・職場・家庭など)にいる時は相手の文化を尊重しようとみんな思っていて、海外へいく時は、言語を含めてその国の文化や習慣に従おうとします。
郷に入っては郷に従えは英語で、以下のように表現します。
- When in Rome, do as the Romans do
- When in Rome.
もとはラテン語の諺で、ナポリの牧師がローマにキリスト教を広めに行く時に、「現地の人に受け入れてもらうにはその土地の習慣を身に付ける努力をすべきだ」と記したことに起源があります。
When in Rome.と略して使われることもあります。
ホームでは自分らしくいよう
旅行にしろビジネスにしろ、海外へ行く目的には「その国の文化に触れたい・知りたい」が必ず含まれていると思います。
日本に来る外国人も同じで、日本風習や習慣などが大好きでできる限り日本らしい日本に触れたいし、日本語も話してみたいと思っています。
たまに、びっくりするような行動をする外国人がいたとしても、それは単に日本の文化との違いを知らないだけで、あえて困らせてやろうとか迷惑をかけてやろうと思っている訳ではないので、日本の文化・風習・ルール教えてあげれば、喜んで日本スタイルに変えようとしてくれますし、指摘したことに対して感謝してくれます。
自分が逆の立場になったとして考えるとよくわかると思います。
自分がホームでいる時は、相手に無理に合わせるよりも自分らしくいた方が喜ばれます。
相手の立場で考えよう
教育やビジネスもどんどんグローバル化し、環境問題や移民問題など全世界で議論すべき課題が増えている現代では、視点を広くもちつつも、常に相手目線で行動する視点は必須です。
- Think globally, act locally.