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「For sure」 と「Sure」と「Yes」と「Of course」の違い

英語で会話をしていると「For sure」という返答をよく聞きますが、「Sure」「Yes」「Of course」とはどう違うのでしょうか?


使うタイミングとそれぞれのニュアンスの違いを整理してまとめました。

「For sure」の意味と使い方

「For sure」を口語として会話の中では相手が言ったことの返事として使い、状況に応じて以下のような意味になります。

  • 確かに
  • もちろん
  • はい
  • わかりました

「For sure」「Sure」「Yes」「Of course」の違い

「For sure」「Sure」「Yes」「Of course」は日本語に訳すとどれも同じような言葉になってしまいますが、ニュアンスに違いがあります。

特に「Sure」「Of course」は、間違った理解で使うとトラブルになりやすいので、それぞれ意味の背景を整理しておきましょう。

「Yes」

「Yes」は1番シンプルな基本の肯定表現で、特別な感情や個性が入る余地がありません。

「Sure」

「Sure」はI am sureを略した表現で、話す人の確信が含まれた肯定になります。

「For sure」

「For sure」は文中では話されている物事に対しての確信になり、会話の中で使われる場合sureとほぼ同じ意味で使われます。

「Of course」

日本語訳してしまうと違いがわかりにくいですが、「Of course」はSureとだいぶ性質が違いますので、本来の意味の違いから整理しましょう。

  • 「Sure」には「確信している、確かな、間違いない」という意味
  • 相手の意見や依頼に対して賛同する意を込めた肯定

  • 「Of course」は「とるべき(正しい)方向にある」という意味
  • 相手の意見に対して「当然」「当たり前」という意味を込めた肯定

ものすごく極端に差を表現すると、同じ「もちろん」と訳されてもその背景にある気持ちは大きく違います。

  • 「Sure」:おっしゃる通りです。かしこまりました。
  • 「Of course」:そんなの当然でしょ。言われなくてもわかってるよ!

例えばレストランで注文したときに、ウェイターが「Sure.」と返事することがあっても、「Of course.」と返答することはありません。

また、「Of course.」には当然という意味が含まれるので、自慢するようなニュアンスになる場合もありますし、 自分にとって当然でも相手にとって当然でない物事に対する返答に「Of course.」を使ってしまうと相手を不快にさせてしまう場合があるので注意しましょう。

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