文化の違い 面白世界体験記

【モンゴル大使館】と【アメリカ大使館】の違いに驚いた話と在日外国人の不満

先日在日アメリカ大使館と在日モンゴル大使館に同じ日に行ったのですが、いろんな面で違いすぎて面白かったのと、全く違う2国からの外国人が日本人に対して同じ不満を持っていたことがわかったのでシェアします。

大使館は小さな国

日本には国交のある国の大使館があります。

大使館の敷地内は各国の法律が適応になり、基本的にはその国がそのまま日本にある感じなので、大使館に行けばその国がミニ体験ができるくらい国により特徴があります。

アメリカ大使館はセキュリティチェックがヤバイ!

アメリカに旅行などで行ったことがある人は経験があると思いますが、空港でのセキュリティチェックは他の国と比べてもかなり厳しいですよね。

大使館の入場の際にもかなり厳しいセキュリティーチェックがあります。

食べ物や飲み物も一切持ち込み禁止ですし、飛行機より厳しいのは電子機器(iPhone・ipad・パソコンなど)も大使館内持ち込み禁止です。

手荷物全ての赤外線チェックはもちろん、セキュリティーゲートも2回以上通らないといけないので、ベルトをしている場合はその都度外さなければいけません。

  • Step1:本人確認(パスポートか運転免許証をIDとして提示して来館目的を告げる。)
  • Step2:荷物検査とセキュリティーチェック(持っている荷物は全てX線でチェック。電子機器や食べ物飲み物は全てお預けで荷物タグをくれます。)
  • Step3:ボディチェック(荷物検査中にセキュリティーゲートの下を通過)
  • Step4:荷物預け完了後にもう一度セキュリティチェック
  • Step5:本館のエントランスで改めて手荷物チェックとセキュリティーゲートでのボディチェック

ちなみに、ゲート外でも大使館をバックにした写真撮影などはできません。(警備員さんがしっかり待機してます。)

P.S.アメリカ合衆国のお隣のカナダ国の在日大使館ではStep1しかありません......

ゆるすぎるモンゴル大使館

モンゴル大使館は、いわゆるセレブ街にある大使館エリアからは少し離れた場所にあります。

多くの大使館が結構わかりやすい場所にデン!と構えているのに対して、モンゴル大使館は住宅街にひっそりと隠れるようにありました...(ちょっと迷いました...)

入り口にゲートはあるものの警備員はいません。

アメリカ大使館の後なので少しビビリながらインターホンを押すと、普通にまるで知人を招き入れるかのように「どうぞ」と言われただけ。

ゲートに鍵はかかっておらず、入り口にもセキュリティーロックなどはなく、ロビーまで直進。

特に受付もいないので窓口で個々に声をかけるシステム。

そして、システムも手続きも働く人もゆるいらしく.........「散々待たされた上に結局何もしてもらえなかった!」と激怒している人が何人もいました.........

ちなみに、トイレのドアも壊れかけてました...

所変われば常識が変わる

ちなみに、今回モンゴル大使館とアメリカ大使館に両方行った理由は、モンゴル人とアメリカ人の日本での結婚をサポートするためです。

アメリカ人の彼がモンゴル人の彼女をアメリカに連れて行きたいのですが、アメリカでいきなり婚姻するのが難しいため、日本で一度婚姻関係を結び(日本では市役所に届を出すだけで日本に住所がなくても婚姻証明書を発行してもらえます)、妻として彼女をアメリカに呼ぶという手順を踏む予定です。

各大使館に出向いたのは、日本で婚姻届を受理してもらうために必要な書類を申請・取得するためでした。

1日で2つの極端な国(大使館)を行き来して、あたらめて世界にはいろんな習慣や文化があることを実感しました。

外国人が感じる日本人への不満

セキュリティが厳しくなるほど危険も多い国に住み、個々の尊厳や自立を大切にするアメリカ人の彼と、大草原で家族や友達との絆を大切にのんびりと生活する、フレンドリーで子供のように純粋なモンゴル人の彼女。

日本や日本人に対する共通した不満がありました。

  • 日本人はみんな同じような服装で表情変化もあまりないので特徴(個性)がわかりにくい
  • 表情変化が少ないので声がかけにくい
  • 外国人をジロジロ見る(なんか悪いことしたのかな。。と不安になるそうです)
  • ジロジロ見るくせににいざ話しかけようとすると逃げていく

日本に来る外国人は、みんな日本が大好きで日本人と仲良くなりたいって思っています。

変に繕ったり頑張って完璧な英語で話そうとしなくても、笑顔で正直に、ありのままの自分でそのまま接してくれたほうが相手は喜びます。

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