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中東のシリコンバレー【イスラエル】が面白い!

イスラエルは中東のシリコンバレーと呼ばれるほど起業が盛んな勢いのある国です。

英語が母国語でもない小さな国イスラエルが、世界のビジネスの中心になるほど盛り上がっている理由はどこにあるのでしょうか?

イスラエル人の特徴

以前、イスラエルのビジネスオーナーとの面白いエピソードを書きましたが、イスラエルという国の特徴を考えると彼らの発言や行動がものすごく腑に落ちました。

イスラエルが中東のシリコンバレーと言われる理由

イスラエルは中東のシリコンバレーと呼ばれるほどスタートアップ企業がどんどん立ち上がり、GoogleやAppleなどGAFAをはじめとする大手企業に買収されたりもしています。

イスラエルの国土は日本の四国ほどで、人口約800万人程しかいない小さな国ですが、スタートアップへの投資額は4,000億円で、1人当たりの投資額に換算するとシリコンバレーを大きく超えて世界No.1です。

法人税が安かったり、投資家-起業家-グローバル企業間で人材や資金がうまく循環する仕組みがあったり、国家として起業を推進していたり、起業がしやすい環境が整っています。

イスラエルが企業大国になった理由

イスラエルが企業大国になった理由は、国際社会で生き延びるためにそうせざるを得なかったからです。

イスラエルは日本の四国程度の面積で、人口はたったの800万人程度のため、国内の市場が限られますし、周辺の国の治安や経済状況もとても良いとは言えません。

つまり、国を豊かにするためには「海外(特に経済的に豊かで安定している先進国)へ売ること」を前提にビジネスを立ち上げて、実際に海外へ商品やサービスを売っていく必要があります。

英語を話すとか海外へ積極的に行くことを当たり前にやらなければ、国として生きていくことができない必死さが、中東のシリコンバレーと言われるくらい国を発展させた大きな原動力になっています。

日本人が英語を話せない理由

英語を話すとか海外へ積極的に行くことが、生きていくために必須の課題であるイスラエルに比べて、日本だけでビジネスも生活もなんとなくできてしまっている日本では、英語やグローバル社会に対する姿勢に教育の段階から大きな差が出るのも当然です。

日本の英語教育や日本の環境でなかなか英語を話せる人やグローバルに活躍する人材が育ちにくいのは、英語が話せなくても生きていけるその安心感が大きいと思います。

1億人以上の人口がいる日本では、日本人相手に日本語だけでビジネスをしてもそれなりに生きていけますので幸せな環境ではあるのですが、英語を習得したりグローバルに視点を向ける人材になるという点では損をしているのかもしれません。

もしグローバル社会で活躍したいとか英語を使いこなせるようになりたいなら、イスラエルに学び、自分で意識して世界に飛び込んでいく必要があります。

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